東京三昧カレンダー 夏号vol.4

「東京で涼を感じる」をテーマに6~8月を特集。 地域の歴史や文化を感じられるイベントや夏にこそ訪れたいスポットなど、まだ知らない「東京の夏」を発見できるかも? さらに今号は地域の産業にスポットライトを当て、夏にふさわしい伝統技術を受け継ぐ企業も紹介しています。


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有限会社篠原風鈴本舗https://www.edofurin.com/所在地:江戸川区南篠崎町4-22-5問合先:03-3670-2512営業時間:9:00~18:00(12:00~13:00は昼休憩)、不定休小川産業株式会社https://tsubumaru.jp/所在地:江戸川区江戸川6-31-4問合先:03-3680-4306営業時間:9:00~17:00、日祝定休株式会社伊場仙https://www.ibasen.co.jp/所在地:中央区日本橋小舟町4-1問合先:03-3664-9261営業時間:11:00~18:00、土日祝定休※土曜営業は5/21~8/6の期間のみ試行錯誤を続けています。企業との共同デザイン開発や、浮世絵と「ドラえもん」のコラボ商品など、常に時代に合わせた新しいものづくりを目指しています。周りの目を引く江戸っ子の粋「花火大会やお祭りなどに、浴衣とセットで持って行くと一気に夏らしさを感じられる」と、社長は目を細めて語ります。細部までこだわった熟練職人の技を片手に、涼を楽しむと、途端に粋な江戸っ子になれた心地がしてきます。徐々に庶民の間でも、夏の風物詩として親しまれるようになりました。伝統技術を後世につなぐ伝統を守り続ける一方で、大胆な絵付けや多数のタイアップ商品を出すなど、革新的なアイデアで挑戦を続けています。「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」では、美大生との連携を毎年行い、次世代の柔軟な発想が、当社に新たな風をもたらしています。歴史を感じさせる趣がありながら、未来の足音さえ聞こえてくる江戸風鈴のハーモニー。ぜひ、あなただけの音を探しに行かれてみては、いかがでしょうか。す。古くからの愛飲家を大切にしながら、麦茶のすばらしさを多くの人に伝えたい、という想いに溢れていました。こだわりの麦茶を家庭でも麦茶には、身体を冷やす効果だけでなく、血の流れを良くする作用もあり、身も心も落ち着かせてくれます。「ひと手間」を惜しまず、雑味を省きながらも、ものづくり職人としての矜持が凝縮された珠玉の一杯。今年の夏は、煮だす手間を惜しまずに、昔懐かしい麦茶の香りと味わいを楽しみながら、厳しい暑さを乗り切りたいものです。取締役社長吉田誠男さん代表取締役篠原惠美さん熟練技術が結集した宙吹きそれぞれ異なる音色を奏でる江戸風鈴江戸団扇の多彩な魅力を語る吉田社長こだわり貫いた麦茶について語る小川社長と奥様代表取締役社長小川良雄さん5


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